前日に旅の行程をイメージした荷造りをする。
深夜1時半頃に越谷の自宅を軽自動車で出発。
浦和インター 〜 首都高速 〜 東名 〜 足柄SAにて車内で仮眠。
静岡県富士市へ
まる茂茶園に9時過ぎに到着。
本多くんと再会。
着いて早々、様々な種類のお茶をテイスティング。
15時ころまでお茶を堪能する。
本多くんの作った紅茶と十和田のメープルシロップとの相性がよく、可能性を感じる。
本多夫妻と共に富士山5合目まで行く。
濃霧であったが幻想的な風景だった。
富士山を下り、麓のインドカレー屋で食事をする。安定のバターチキン。
茶葉やペットボトルのお茶など、まる茂茶園の商品をお土産としてたくさんいただく。
西へ。
新東名高速道路は直線が多く眠くなる。
四日市市手前の御在所SAで就寝。
茶葉とメープルシロップ
茶畑
富士山5合目
8月
16日
(水)
2日目
7時半ころ起床。
身支度をして京都へ。
10時すぎに京都市左京区の高木遊邸へ。
遊の仲間たちと合流しBBQの買い出し。
宴。
五山送り火。
若者たちと交流。
銭湯。
夜食。
寝れない夜。
大文字焼き
8月
17日
(木)
3日目
昼頃までだらだらして、遊と三宅と久保田を車に乗せてOさんと棚田氏の展覧会をやっている伊丹市美術館へ。
京大の伊勢さんとOさんを会わせることができた。
若者はどこかへ。
伊勢さんと2人で京都へ戻る。
道中、充実した会話。感情のことなどや自分が気づいたことなど。
高木邸で1人就寝。
伊丹市美術館にて伊勢さんとOさんと
8月
18日
(金)
4日目
芦生研究林へ行く。
伊勢さんが実習で大カツラのところまではいるとのことで車に便乗する。
大カツラのところで便意を催す。トイレのまでの道すがらイタヤカエデの落ち葉を拾って行く。
トイレでは葉っぱで尻を拭う。いい感じ。
芦生を後にして山道を西へ走り、福山方面へ。
中国道から岡山道へと遠回りしたけど、暑さ対策のねらい通り標高高めのPAで車中泊。
芦生研究林にある大カツラ
大カツラのデータ
8月
19日
(土)
5日目
10時前に広島県福山市の小林邸へ到着。
庭に小屋が建っていた。
着いてすぐ、小林正人氏と海水浴へ行く。田島にあるクレセントビーチへ。
首だけ出して浸かる。
暑いので海に浸かるのは気持ちいい。
帰ってきてシャワーを浴び、小屋の雨樋下に石組みをする。
晩飯は鯛の煮付け。
小林氏とドンキホーテへ行き、持ってくるのを忘れたバリカンとランタンを購入。
ツタヤへ行き映画のDVDを借りる。
男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(大竹しのぶ・中村雅俊)を観て就寝。
クレセントビーチ駐車場チケット
8月
20日
(日)
6日目
午前、小林邸庭作業。
13時ころ、大三島に帰省している多摩美助手の村上さんが来る。
ビーフシチューを食べて庭仕事、剪定。
夕方、村上さん帰って行く。
晩飯はイタリアンでピザ・パスタをたらふく食べる。
帰ってきて映画を観る。
・ジャージーボーイズ
・まあだだよ 途中で眠くなって観るのをやめる
・夜叉
夜中3時くらいに就寝。
小林邸の庭とから瀬戸内海の眺め
8月
21日
(月)
7日目
小林邸の家の裏の一段高いところにある畑の草刈り。
おやつにホットケーキ。
夕方前に作業を終わらせて、尾道ラーメンの「つたふじ」へ。うまい。
小林夫妻と別れ、出雲方面へ行く。
標高高めの高野という道の駅で就寝。
瀬戸内海
小林さんと
8月
22日
(火)
8日目
出雲大社へ。交通安全守りを買う。
島根県立古代出雲歴史博物館へ行く。
出雲大社の北西の日御碕(ひのみさき)へ。
国宝の松江城に登城する。小さい城だが佇まいがとてもいい。
現存12天守のうちの一つ。
東端の日御碕の反対の西端の美保関へ。
美保関から大山がきれいに見える。
宍道湖を囲む出雲、松江、米子の沈降地形は、水に恵まれ、灌漑や漁などによって、食に恵まれたであろう地形だ。
山からこの地を見ることができることでまちづくりもしやすかったであろうし、安心を得られたはずだ。
大昔より人が集まりやすい土地だったであろうことが伺える。
夕方、朝倉くんと鳥取県大山町にある白鳳の湯で待ち合わせ。
温泉施設で朝倉一家(奥さんと娘2人)と晩飯を食べる。
酒を買い込んで、大山町出身の奥さんの実家で酒を飲む。天祈りも飲む。
奥さんの実家は父親がセルフビルドで建てたお家。民泊をやっている。
とてもいいお家。
気持ちよく就寝。
出雲大社
日御碕
松江城天守
松江城天守からの宍道湖を望む眺め
美保関から観た大山
8月
23日
(水)
9日目
朝飯前に庭木の剪定をする。
早朝から開いているパン屋へ行き。
朝倉くんの家へ行く。朝食を食べダラっとして、ぼーぼーの庭木を剪定。
昼飯を朝倉一家と一緒に寿司を食べに行く。うまいね。
16時頃までお家でお話し。
そして、舞鶴へ向け出発。
山陰を東へ東へ。
まっすぐ舞鶴へ。
21時前に舞鶴に到着。港の近くでラーメンを食べる。
無事にフェリーに乗船。
一路、小樽へ。
22時間の船旅。
寝床はワンランクあげて個室にしたので気楽だ。
朝倉一家
舞鶴〜小樽フェリー「はまなす」
フェリーでの部屋
8月
24日
(木)
10日目
船。ずっと眠い。気が緩む。
北海道に関する本を読む。ゴロゴロ。
お風呂からの眺めが日本海と空だけでよかった。
意外と何もできないけど、いい休養になった。
20時45分小樽港に到着。
初めての北海道。
そのまま、小樽の西にある積丹岬を目指す。
積丹に近づくにつれ雨足が激しくなり、岬の駐車場に着いた時は豪雨だった。
真っ暗で激しい雨音の中車中泊。涼しい。
日本海と朝日
北へ
北海道
8月
25日
(金)
11日目
寝ている間の気温がちょうどよく、朝8時過ぎまで寝てしまう。
積丹岬の先端を目指すが途中で道が終わっている。観測施設がある。
いい景色。積丹ブルーがきれいだった。冬はさぞ寒かろう。
余市のフゴッペ洞窟、続縄文時代の史跡。
小樽市総合博物館本館へ。鉄道関係が充実した博物館。
博物館内の転車台のところでチケットが風に飛ばされて立ち入り禁止区域に入ってしまい、ちょっとした騒動に発展してしまう。
資料としてチケットが必要なんです。って言って新たにチケットをもらう。
手宮洞窟保存館。フゴッペのような岩面刻画の史跡。
ちょっと移動して、小樽市総合博物館の運河館へ。
小樽市の成り立ちや産業・自然について。
街中を車でまわり、一路札幌にある北海道博物館へ。
そのあと、隣にある北海道開拓の村へ。
明日以降は海沿いを右回りに行くので、地理的にちょうど良さそうな石狩方面の民宿「やまたま」へ。
洗濯をする。よく休む。
畳に布団が一番だ。
積丹ブルー
フゴッペ洞窟チケット
小樽市総合博物館本館の転車台
小樽市総合博物館共通入館券
北海道博物館にある土偶
開拓の村にある旧納内屯田兵屋
北海道博物館・開拓の村共通入場券
8月
26日
(土)
12日目
8時過ぎに民宿を出発。
北上しながら絶景を望めることを願いながら海沿いを進む。
雄冬。トンネルが開通するまで船でしか行けなかった集落。
増毛。「駅 station」のロケ地へ。
最北の酒蔵があり、純米吟醸酒を買う。期待できなそうな酒。
留萌。黄金岬へ… 夕日が沈む時がきれいらしい。
次の町へと思ったら財布が見当たらず焦る。黄金岬を撮ろうと降車したところまで戻るが、車の後部に置いてあった。
気をつけようと戒める。
道の駅 おびら鰊番屋にてほっけの燻製とカツカレーを食べる。大雨。
オロロンラインを北上。天塩〜稚内線の道がまっすぐ。利尻島を横目に進む。
稚内は大きい街だった。ノシャップ岬、宗谷岬。
宗谷岬で夕日を拝む。
宗谷岬公園の駐車場で車中泊。風が強い。自分一台。気配を感じて窓の外を見るとキツネがウロウロ。
雄冬岬の碑
増毛
黄金岬
利尻島を横目に北上
宗谷岬
8月
27日
(日)
13日目
宗谷岬の朝日を寝ぼけながらも見ることができた。
北を見ると遠くに薄っすらとサハリンも見えた。
今日は行けるとこまで南下する。
想像より北海道の気温が高い。
クッチャロ湖で一服。
昼飯は枝幸町の道の駅マリーンアイランド岡島でカツカレー。カニの町。
ニュー枝幸にて温泉に入る。温泉最高。
雄武(おうむ)面白い地名だ。
オムサロ遺跡公園へ。ちょっと不安になる道を入って行った先にある。
紋別市博物館へ。入館料は無料。
さらに南下してサロマ湖へ。
サロマ湖を一望できる展望台のある山を登る。
麓の道の駅サロマ湖でタラトバを買う。
サロマ湖のキムアネップ岬キャンプ場の駐車場で就寝。蚊が多かった。
遠くにサハリン
クッチャロ湖
オムサロ遺跡公園
サロマ湖
サロマ湖
サロマ湖・佐呂間町地形模型
キムアネップ岬
8月
28日
(月)
14日目
朝、キムアネップ岬を散歩。
そして、網走にあるモヨロ貝塚館へ。新築の香り。
オホーツク文化の史跡「最寄貝塚」。
網走の街を車で周る。
北海道立北方民族博物館へ行く。とても充実した内容。
北方文化は生き残る術を凝縮した単純なものであり、多様性は低いように見えた。
それが逆に生きやすかったのかもしれない。
能取岬へ。遠くに知床半島が見える。
網走の回転寿司屋で寿司をたくさん食べる。イワシはどこで食べても美味しい。あとはマスコ漬けうまかった。
先々で、民宿に電話してみるが、ことごとくフラれる。
最終的に知床半島のウトロにある国営知床野営場でテント泊。
テントを張り、飯を食べ、本を読みつつ、後からやって来て隣にテント張った子連れ家族がうるさい中、21時ころには就寝。
キムアネップ岬
モヨロ貝塚館入館券
モヨロ貝塚館の展示物
北方民族博物館観覧券
北方民族博物館の展示物
能取岬
国営知床野営場 案内図
8月
29日
(火)
15日目
5時過ぎに起床。雨音で起きる。
雨がけっこう強く降ってきたのでテントをたたもうかと思ったけど、北朝鮮のミサイルが飛んでくるとかでJアラートが鳴ったので、テントに入る。ミサイル来ないといいなぁと祈る。
ミサイルが来なかったので、朝食を食べ、荷造りして出発。うるさい子連れ家族は迷惑だ。
昨日、月曜日で休館だった斜里町立知床博物館へ行くため、来た道を戻る。
充実の展示物で展数も多く、じっくり1時間以上滞在。冊子を買い込む。チケット紛失…
再び知床へ。知床五胡を歩く。完全に観光地。残念。
知床峠を越えて羅臼へ。小学校の廃校を利用した羅臼町郷土資料館へ。無料。
オホーツク文化と擦文文化の接触・融合によるトビニタイ文化の土器の展示。
北海道の博物館や郷土館などの展示を観てきて、北海道の歴史の骨格のようなものが見えてきたような気がする。
さらに南下して標津町へ。
16時25分。パッと目に入ったポー川史跡自然公園へ。
閉園の17時までわずかだったが、一周3.2kmの湿原と史跡をまわるコースに行くため自転車を借りる。
湿原の木道を自転車で走るのはとても気持ちよかった。もちろん他に人はいない。
夕飯は標津町の郷土料理屋「武田」で鮭とブリの炙り丼とハラス焼きと豆腐を食べる
標津町オートキャンプ場駐車場で車中泊。快適。
知床博物館の標本たち
知床五湖の五胡
ポー川史跡自然公園の木道
カリカリウス遺跡の碑とポー川史跡自然公園をまわった自転車
北海道新聞夕刊
標津 海の公園キャンプ場 車中泊許可確認書
8月
30日
(水)
16日目
野付半島へ。砂嘴地形。
トドワラ・ナラワラ。土地が沈降しているため海水による塩害で樹木が枯死し、立ち枯れしたトドマツとナラの風景。
3kmほどの散歩。
別海町郷土資料館・加賀家文書館へ。
江戸時代、野付半島の先端から国後へ渡る船が出ていた。
その時代に色々関わっていた加賀家のこと。会津藩も関わっている。北方警備のこと。
根室へ。
根室市歴史と自然の資料館にて久しぶりの土偶。
納沙布岬。寒々しい空。歯舞群島。北方館。領土問題。
森という森はなく草原が広がっている。地形に起伏があり、凹みのところにアイヌの遺跡があったりする。
霧多布方面へ。
温泉「ゆうゆ」につかる。至福。
霧多布岬は明日にして、西側のアゼチ岬駐車場で車中泊。
風が強く。街灯なし。他に人はいなく、夜中のトイレは真っ暗。
こんなときに限って夜中に腹下す。
後日、地図でアゼチ岬を見ると駐車場のすぐ横は霧多布共同墓地であった…
野付半島の形成と地形の変化
トドワラ
ナラワラ
別海町郷土資料館・加賀家文書館共通観覧券
根室の土偶
納沙布岬
アゼチの岬
8月
31日
(木)
17日目
朝、ゆっくり仕度。連日の車中泊で疲れが溜まっているような気がする。
霧多布岬へ行き、厚岸方面へ。
厚岸といえば牡蠣。LLサイズの牡蠣20個を十和田へ送る。
牡蠣を食べれそうな店を探すが見当たらず。
厚岸町郷土館へ。国泰寺、江戸時代後期。幕府直轄時代。
郷土館のお兄さんに昼飯食べるなら?と聞いたところ、すぐ近くのラーメン屋「万代」に行く。
なんでもない、ラーメン&チャーハンを食べる。普通にうまかった。
釧路へ。
釧路市博物館へ。充実した展示。
釧路湿原の成り立ちがよくわかる。
14:30〜15:30博物館の駐車場で寝てしまう。気持ちいい。
靴下・下着を新調して、すぐ近くの温泉施設「大喜湯」へ。
北海道教育大学准教授の富田俊明氏と大学で久しぶりの再会。
寿司屋「千歳鮨」で飯。寿司最高。
富田邸へ行き、天祈りを飲む。
途中、釧路のラジオパーソナリティの錦谷氏が来る。
酔っ払ってたけど、アートについてのインタビューを受ける。恥ずかしい。
久しぶりのベット。熟睡。
霧多布岬
厚岸産の牡蠣
いい感じのチケット
厚岸湖
釧路市立博物館観覧券
富田氏と天祈り
9月
1日
(金)
18日目
8時過ぎに起床。
富田邸は広いリビングの快適な家。冬は寒そうだけど。
朝飯を食べていると、北海道教育大の院2の梅原くんが来る。
富田氏は仕事なので、釧路を知っている梅原くんにアテンドしてもらう。
北斗遺跡。温根内、木道。コッタロ湿原展望台。
塘路湖へ。映画「森と湖のまつり」のロケ地。最後の決闘の場所はあの山の上なんじゃないかなぁと想像する。
細岡展望台。釧路湿原を一望。
釧路湿原はまだまだ観たいところがあるので再訪を思う。
夕飯を焼肉屋の「朴然 春採店」で焼肉定食。
夜な夜な談義、教育について旅について
深夜、食い過ぎだったのか腹が痛くて起きる。下す。
北斗遺跡からの眺め
温根内の木道
塘路湖
釧路湿原
細岡展望台
9月
2日
(土)
19日目
11時ころ富田邸から阿寒湖へ向かう。
昼飯どきに到着。湖畔にあるアイヌコタンへ。
アイヌ郷土料理屋の「ポロンノ」で鹿肉入りカレーとキハダのお茶を注文。
店の人に阿寒湖を一望できるスポットとオンネトー湖と野中温泉を教えてもらい堪能する。
北海道の海沿いに沿うように旅してきたので、内陸の奥深さもいつかの旅で行こうと思う。
釧路の街に戻り、コインランドリーで洗濯。
富田邸に戻ると、ちょうど花火大会が始まる時間だったので富田氏とおっさん2人で観に行く。
露店で買い食いしながら歩く。三尺玉はまあまあ。
双眼鏡で花火を見るときれいだった。
双眼鏡はメガネをはずして見てもくっきりはっきり見えることを知る。
富田邸に戻り、デスクワーク&出発準備。
夜、守章氏に電話して3人で盛り上がる。
阿寒湖
オンネトー湖
花火
9月
3日
(日)
20日目
富田邸を9:30ころ出発し、襟裳岬へ。
襟裳までの道中、海と陸の境が険しい。長いトンネルがいくつかある。
左手には白波の立つ海、風が強く吹き付ける。右手は崖がそびえる。
街はほとんどなく集落的なとこが点々とあるのみ。
襟裳岬は静かなところ。過去に過放牧による植生破壊があり、襟裳砂漠と言われる状態まで荒廃する。
その後、植生回復の働きによって回復していく。自然環境と植物の回復力の関係を観るのにいい。
えりも町郷土資料館に説明の展示がある。
様似郷土館。浦河町立郷土博物館・馬事資料館。
新ひだか町博物館。根室以来の土偶。
門別温泉「とねっこの湯」で入浴。至福。
ここの温泉施設のレストランでカツカレー。
むかわ町まで行き、道の駅むかわ四季の館で車中泊。
襟裳岬
いい具合の様似郷土館
新ひだか町立博物館の土偶
9月
4日
(月)
21日目
平取町立二風谷アイヌ文化博物館へ。アイヌ文化の展示。
アイヌが松前藩に利用され、幕府に取り込まれて行った理由がわかってきたような気がする。
文化が絶えるのは、より便利な道具や死を遠ざけることのできる知識や習慣などが入ってくることによって、より都合のいい方を選んでいくだけのこと。今までの文化や習慣を守ろうとしても、都合のいいものが入ってきてうまく使われていくと、遅れをを取ったものは淘汰に屈することになる。
文化は利便性によって育まれる側面もあると思う。
有用性の高い植物は育てられ、無用で害のある植物は嫌われる。
人間にとって都合がいいものを利用した結果の生態系が主だ。
平取温泉「ゆから」へ。温泉最高。
苫小牧へ行く。イオンモールの本屋で立ち読み。
イオンにあるロッテリアでハンバーガー。
ウトナイ湖へ。湿原、人になれた白鳥と白鳥のフンだらけ。
支笏湖へ行く。ビジターセンター、水質日本一位ということだけあって、すごいきれい。
そこから一路、室蘭へ。
地球岬。岬から見える噴火湾。地形が一望でき、サイズ感を実感する。
サイズ感が体に入ると大きい北海道が小さくなる。
道の駅みたら室蘭で車中泊。夕日がきれい。
二風谷
ウトナイ湖
支笏湖
地球岬
室蘭の地形
道の駅からの夕日
9月
5日
(火)
22日目
早朝、朝からやっている長万部の温泉を目指して移動。
長万部までの道中、伊達市からは有珠山が存在感たっぷりに見える。
伊達〜長万部間は険しい道で海岸沿いは断崖絶壁。
そこを抜けると長万部は平地が続く。建物もほとんどなく、冬が厳しすぎて何もできないのかなぁと想像する。
長万部温泉ホテルの昭和感たっぷりの温泉に入る。至福。
八雲町郷土資料館へ。
江戸の林政を調べてから、最後の尾張藩藩主だった徳川慶勝が開拓した地である八雲町へ行くのが楽しみであった。
郷土資料館へ行けば文献では知ることのできないものが観れると思ったけど、たいしたものはなかった。
尾張藩のことをもっと研究して、充実した展示になるようにすればいいのに、残念だ。
小さい土偶だけはよかった。
函館市縄文文化交流センター。
国宝「中空土偶」がある。国宝土偶5体の中で一番緊張感がある。展示空間も一番よい。
函館山のつか区にある函館博物館へ行くが、展示替えで休館。
立待岬。下北・津軽半島を見る。山からも函館を一望する。
高田屋嘉平像。ラッキーピエロでカツカレー。北海道で食べたカレーの中で一番よかったかな。
五稜郭へ。歴史と観光の交わるところ。
近くの北洋博物館へ。昭和の香りするいい博物館。
カニ漁船シュミレーションがよかった。体感して経験するというのがあるだけで記憶に残る。にしても動きは面白かった。
函館天然温泉七重浜の湯へ行く。露天風呂から函館山が見える。
旅の終わりがすぐそこにあるなぁとしみじみ思い、旅を回想する。
日が暮れないうちに寝床へ。北斗市の山の方。上磯ダム公園駐車場で車中泊。
蚊がうざい。かゆい。
八雲町郷土資料館の土偶 小さい
国宝の中空土偶
函館市
箱館奉行所
北洋博物館 カニ漁船シュミレーション内部
9月
6日
(水)
23日目
函館港を9:30に出港。
船内ではPCでできる仕事したり、旅のことを回想したりしてたら大間までの1時間半の航海はあっという間に。
大間港に到着して、まっすぐ大間崎へ。
今までは大間崎が最北の地だったのが、今は宗谷岬が最北になり、向こうに見える函館の影も現実のものになったことを思う。
大間のマグロ刺定食、マグロ串、タコ足を食べる。
十和田の家へ。
荷物を下ろし、旅で汚れた車を洗車。エンジンオイルを交換。
作業着に着替えて、南町内会の山車小屋へ。
津軽海峡フェリーの船上
大間崎
大間のマグロ
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